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大阪市の開業・スタートアップ応援資金|3年間のフォローアップが付く融資

公開 文責 会社設立・設立後の補助金のプロ

この記事を読んでほしい方

大阪市で会社設立をして、資金を借りたいが不安がある方に向けた記事です。

借りて終わりではありません。融資後3年間、フォローアップを受けることが条件になっています。

開業・スタートアップ応援資金(地域支援ネットワーク型)
開業・スタートアップ応援資金(地域支援ネットワーク型)

借りることと、見てもらうことが一体になっている

借りることと、見てもらうことが一体になっている|会社設立の補助金と支援
借りることと、見てもらうことが一体になっている

大阪市の中小企業向け融資制度に、独特の枠があります。

開業・スタートアップ応援資金の地域支援ネットワーク型です。

対象は、事業を営んでいない方が事業を開始する、または事業開始後1年未満の場合とされています。

そして、条件がもう一つあります。

融資後3年間、金融機関と大阪産業創造館によるフォローアップを受けることができる方とされています。

つまり、借りて終わりではないということです。

3年間、見てもらうことが前提になっています。

会社設立の直後に借りるなら、この形は心強いはずです。

申込みの窓口は、取扱金融機関です。

補助金を狙うにも、まず手元の資金が要ります。会社設立の直後に立て替えができなければ、採択されても動けません。この融資は、その土台を作る枠だと考えてください。

地域支援ネットワーク型という名前は、支援機関が関わる形を指しています。金融機関だけでなく、産創館という公的な支援拠点も一緒に見る。二つの目が入るということです。会社設立の直後に、これだけの体制で見てもらえる機会はそう多くありません。

出典中小企業向け融資制度のご案内(大阪市/2026-09-09 確認)

フォローアップは、負担ではなく支援

フォローアップは、負担ではなく支援|会社設立の補助金と支援
フォローアップは、負担ではなく支援

3年間のフォローアップと聞くと、監視されるように感じるかもしれません。

ただ、実際には逆です。

会社設立の直後は、判断に迷う場面が続きます。

売上が伸びない、資金が回らない、人が採れない。

そのときに相談できる相手が決まっているのは、大きい違いです。

大阪産業創造館では、マーケティング、経理・税務、人事・労務、知的所有権、法律などの経営相談ができるとされています。

分野ごとの専門家に直接相談できる場です。

大阪市で会社設立をするなら、この関係を持っておく価値があります。

融資をきっかけに、窓口が一つできると考えてください。

補助金の申請書を見てもらう場面でも、同じ窓口が使えます。会社設立の後に長く付き合える相手として考えてください。

会社設立から一年、二年と経つと、相談する相手がいないことに気づきます。税理士は決算のときだけ、銀行は融資のときだけ。日々の判断を聞ける相手は、意外といません。この枠は、その相手を制度として用意しているとも言えます。

三年という期間は、会社設立の直後に最も揺れる時期と重なります。一年目で立ち上げ、二年目で形にし、三年目で回し始める。その間ずっと見てもらえるのは、制度として理にかなっています。

出典大阪産業創造館(サンソウカン)(公益財団法人大阪産業局/2026-09-09 確認)

事業を営んでいない段階から使える

事業を営んでいない段階から使える|会社設立の補助金と支援
事業を営んでいない段階から使える

対象の書き方を、もう一度見ます。

事業を営んでいない方が事業を開始する場合が、まず挙げられています。

つまり、会社設立の前から相談できるということです。

大阪府の制度融資である開業・スタートアップ応援資金も、事業開始に関する具体的な計画を有し、新たに事業を営むために必要な準備を現に行っている方が対象とされています。

補助金は後払いですが、融資は必要なときに手元へ入ります。

会社設立の準備では、定款の認証や登録免許税など先に払うものが並びます。

その時期に動かせる資金があるかどうかで、進み方が変わります。

大阪市で会社設立をするなら、登記より前に相談してください。

事業開始後1年未満でも対象になります。

補助金は会社設立の後にしか出ないものが多くあります。準備の時期を支えるのは、融資の役割です。

会社設立の前に融資の目処が立つと、物件の交渉も設備の発注も進めやすくなります。資金の裏づけがある人とない人では、相手の対応も変わります。

出典新たに事業を始める方、事業開始後まもない方を支援しています(大阪府制度融資「開業・スタートアップ応援資金」)(大阪府/2026-09-04 確認)

1年未満という線に注意する

1年未満という線に注意する|会社設立の補助金と支援
1年未満という線に注意する

注意すべき点があります。

事業開始後1年未満という条件です。

創業向けの融資では、5年未満や10年未満とする制度もあります。

それと比べると、この枠は期間が短めに設定されています。

会社設立から1年を過ぎると、この枠からは外れます。

つまり、使えるうちに使う必要があるということです。

大阪市で会社設立をしたなら、最初の一年で資金の相談を済ませてください。

一年を過ぎたら、別の枠を探すことになります。

大阪府の融資制度には、他のメニューも並んでいます。

補助金の創業枠も、多くは会社設立から一年以内を対象にしています。最初の一年に集中して動いてください。

一年という期間は、会社設立の準備から数えるとあっという間です。登記をして、口座を開き、届出を済ませているうちに数か月が過ぎます。資金の相談は、その前に始めておいてください。

一年を過ぎても使える枠は、府や公庫にあります。会社設立から時間が経っていても、諦めずに窓口で聞いてください。

出典中小企業向け融資制度のご案内(大阪市/2026-09-09 確認)

証明があると、条件が動く

証明があると、条件が動く|会社設立の補助金と支援
証明があると、条件が動く

融資と証明は、つながっています。

大阪市の特定創業支援等事業の証明を受けると、創業関連保証の特例や、日本政策金融公庫による融資利率の引き下げが受けられるとされています。

創業関連保証は、無担保、第三者保証人なしで、事業開始の6か月前から利用することが可能とされています。

つまり、証明を取っておくと資金の相談が早く動かせるということです。

証明の要件は、4回以上かつ1か月以上の継続的な支援です。

申請から交付まで、概ね10日程度とされています。

会社設立の準備では、この順番を意識してください。

証明を先に取り、それから融資の相談に入る。

逆にすると、使える条件が狭くなります。

証明は補助金の側でも前提になります。会社設立の前に一枚取っておけば、融資と補助金の両方につながります。

証明を取るには一か月以上かかり、交付にも十日ほど要ります。会社設立の登記の日から逆算すると、思い立った時点で動く必要があります。

出典特定創業支援等事業について(大阪市が発行する証明書により、登録免許税の軽減等の支援が受けられます)(大阪市/2026-09-03 確認)

借りる額は、月ごとの支出から出す

借りる額は、月ごとの支出から出す|会社設立の補助金と支援
借りる額は、月ごとの支出から出す

いくら借りるかは、計算して決めてください。

会社設立の直後にかかるのは、家賃、人件費、仕入れ、そして自分の生活費です。

売上が立って入金されるまでには、数か月かかることもあります。

その期間を持ちこたえる額が、最低限必要になります。

日本政策金融公庫は創業計画書の様式と記入例を公開しています。

必要な資金と調達の方法を書く欄があるので、そこに落とし込めます。

補助金を狙うなら、その立て替えの分も見込んでください。

補助金は後払いなので、先に払う資金が要ります。

大阪市で会社設立をするなら、この二つを足した額で考えてください。

補助金の立て替えを見込まずに借りる額を決めると、後で足りなくなります。会社設立の資金計画では、必ず入れてください。

借りすぎても、返済が重くなります。足りなくても、途中で止まります。会社設立の直後は読みにくい時期ですが、月ごとの支出を出せば根拠のある額になります。

出典創業計画の書き方|START 政策金融公庫の創業支援(日本政策金融公庫/2026-09-08 確認)

府と市と公庫を、並べて比べる

府と市と公庫を、並べて比べる|会社設立の補助金と支援
府と市と公庫を、並べて比べる

借りる先は、一つではありません。

大阪市の融資制度、大阪府の制度融資、そして日本政策金融公庫。

大阪府の案内では、開業・スタートアップ応援資金として開業資金と地域支援ネットワーク型が紹介されています。

条件が違うので、並べて比べる価値があります。

利率、期間、据置の有無、保証料。

同じ額を借りても、返済の総額は変わります。

金融機関で相談すれば、どの枠が使えるかを教えてもらえます。

大阪市で会社設立をするなら、二つ以上の窓口に当たってください。

一つだけで決めると、比べる材料がありません。

補助金と違って、融資には締切がありません。会社設立の準備の都合で動かせます。

公庫は国の機関なので、府や市の制度とは別の判断軸で見ます。二つに当たっておけば、片方で断られてももう片方が残ります。会社設立の直後は、この保険が効きます。

金融機関は、会社設立の後も口座や決済で付き合う相手になります。融資の条件だけでなく、支店が近いかどうかも見て決めてください。

出典創業に活用できる事業のご紹介(大阪府/2026-09-09 確認)

相談に行く前にそろえるもの

相談に行く前にそろえるもの|会社設立の補助金と支援
相談に行く前にそろえるもの

融資の相談には、次を用意してください。

  1. 何をする会社なのかを、一枚にまとめる
  2. 開業までにかかる費用を、項目ごとに書き出す
  3. 毎月の支出(家賃・人件費・仕入れ・生活費)を数字で出す
  4. 自己資金がいくらあるかを、通帳で示せるようにする
  5. 会社設立の希望の時期を伝える
  6. 特定創業支援等事業の証明があれば、それも持って行く

大阪市は、中小企業支援の情報をまとめて公開しています。制度の全体像は、そこで確かめてください。

Q. 会社設立の前でも借りられますか。

A. 事業を営んでいない方が事業を開始する場合も対象とされています。

Q. いつまで使えますか。

A. 事業開始後1年未満とされています。期間が短めなので注意してください。

Q. フォローアップとは何ですか。

A. 融資後3年間、金融機関と大阪産業創造館によるフォローアップを受けられることが条件とされています。

Q. どこに申し込みますか。

A. 申込窓口は取扱金融機関です。

Q. 証明があると変わりますか。

A. 創業関連保証の特例や公庫の融資利率の引き下げにつながります。

この資料は、補助金の申請でもほぼそのまま使えます。会社設立の準備で一度作れば、二度手間になりません。

通帳は記帳を済ませてから持って行ってください。会社設立の前の相談は時間が限られています。

出典中小企業支援(大阪市経済戦略局)(大阪市/2026-09-09 確認)

まとめ|借りると、窓口が一つできる

まとめ|借りると、窓口が一つできる|会社設立の補助金と支援
まとめ|借りると、窓口が一つできる

この融資は、資金と支援が一体になっています。

この記事の要点

  • 1対象は事業を営んでいない方が事業を開始する場合、または事業開始後1年未満の場合
  • 2融資後3年間、金融機関と大阪産業創造館によるフォローアップを受けられることが条件
  • 3申込窓口は取扱金融機関
  • 4会社設立の前から相談できる。ただし事業開始後1年未満という線がある
  • 5証明があると、創業関連保証の特例や公庫の融資利率の引き下げにつながる

融資は借金ですが、返せる形で借りれば事業の速度を上げる道具になります。

制度を横断して探すなら、J-Net21のような支援情報のサイトも使えます。大阪市と大阪府の制度をあわせて見てください。

この記事は2026年9月時点で大阪市、大阪府、大阪産業局、日本政策金融公庫の公表内容にあたって確認した内容です。条件は年度で変わります。必ず各窓口でご確認ください。

出典J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト(中小機構/2026-09-03 確認)

借りることに不安がある方へ

会社設立の資金を借りるとき、返せるかどうかが不安になります。ひとりで抱えていると、その不安は消えません。大阪市のこの枠は、融資後3年間のフォローアップが条件になっています。借りた後も見てもらえるということです。困ったときに相談できる相手が決まっている。それは、金利の差より大きい価値かもしれません。

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

会社設立の補助金について調べるときに、あわせて見られているサイトです。掲載の順番は、おすすめの度合いや優劣を示すものではありません。内容は各サイトの運営者にご確認ください。

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